葬儀費用が払えない時はどうする？

グランドセレモニーで人気のお葬式は「小さなお葬式」です。他社よりも格安で豪華な小さなお葬式です。

葬儀代が払えそうにない場合、生活保護受給者であれば生活保護葬を利用することができますが、そうでない場合はどうすればいいのでしょうか。ここでは、実際に困ったときにどうすればいいのかをご紹介します。

葬儀ローン

葬儀社の中には、信販会社と提携して「葬儀ローン」という形で融資を行っているところがあります。葬儀費用は、現金やクレジットカードで支払うのが一般的ですが、葬儀ローンを利用することもできます。大手葬儀社の中には、葬儀費用の支払いに葬儀ローンを導入しているところもあります。取り扱っていない葬儀社もありますので、事前の確認が必要です。

死亡保険

遺族が生命保険に加入していれば死亡保険金が、預貯金に加入していれば預金が受け取れます。家族が亡くなると相続の問題が発生しますが、相続は亡くなった時点から始まるので、葬儀費用を考えると相続人は相続人として扱われます。自分の貯金からは払えなくても、故人の遺産や保険金から葬儀費用を支払うことができるケースもあります。

クレジットカードでの支払い

お寺へのお布施は現金で支払いますが、葬儀費用はクレジットカードでの支払いが可能な葬儀社が多いです。クレジットカードは、分割払い、ボーナス払い、リボ払いなど、与信審査を必要とせずに利用できます。事前にクレジットカードの限度額を確認し、クレジットカードでの支払いに備えておきましょう。

市民葬・区民葬を利用する

各自治体には通常、「市民葬」や「区民葬」があり、自治体と葬儀社が協力して標準的な葬儀を行います。このサービスは、故人と喪主がその自治体の住民である場合にのみ利用でき、民間の葬儀社が行う葬儀よりも若干安くなります。

補助金

家族のために葬儀を行った場合、健康保険から「葬儀費用（埋葬費用）」が補助されます。亡くなった日から2年以内に申請しないと、その権利を失ってしまうので、忘れないうちに手続きをしておきましょう。